2014年03月21日

高橋長老の御教書 新編40

               ありがたいお話であるから正座して読むよ~に

新編40 マンドリンフェスティバルin富士

「ロゼホールでのマンフェス、楽しかったですね」
「ロゼホールでのマンフェスは、これで3回目だけど、今回が一番お客さんが多かった感じがする。」
「お客さんが多いと、演奏する側も張り切りますね」
「富士マンドリンの人達が力を入れてくれたおかげだね。感謝、感謝」
「私は、受付をやったんですが、リハーサルや位置決め、舞台作りといった運営もスムースで、舞台裏のご苦労がわかる気がします」
「でもね、表面的にスムースに行っているように見えても、現場ではいろいろ思いがけないことが起きるんだ。今回は、合同リハーサルの準備をしていた時に「椅子が足りない」と会場係が大慌てだった」
「リハーサルがちょっと遅れたのは、そのせいだったんですね」
「実行委員は大変だよ。私も前回実行委員をしたから分かるんだ」
「フェスティバルでは、いろんな団体の演奏が聴けるのがいいですね」
「そう、各団体の特色がでて参考になるね。こうした交流ができるのもフェスティバルのいい所さ」
「こちらの出番があるので、全部は聞けませんでしたが、全体としてレベルが上がっているような感じでした」
「やはり、他団体の演奏が刺激になるんじゃないかな。でも、そうするとみんな同じような傾向の曲作りになってしまう。もう少し特色が出てもいいよね」
「その点では島田の演奏はユニークですね。聞いていて楽しいですよ」
「今回島田マンドリンは、愛好会の直後の演奏だったんで、僕は聞き逃してしまった。残念だったな~」
「合同ステージは90人の大合奏で、さすがに迫力がありました」
「合同は4回練習があったけど、昔馴染みの人と会うのは懐かしかった。20年ぶりに顔を見た人もいたよ。お互い老けたねって笑ったね。」
「でも、若い学生さんもたくさん参加して、世代間の交流にもなるんじゃないですか」
「残念ながら、若い人は私みたいなオジさんには近寄って来ないんだ。もっとも、私が無愛想すぎるからかもしれないけど」
「それでも、長老が演奏しているのを見れば、若い人にも人生の参考になると思いますよ。自分も長老の歳まで楽器が楽しめるんだなって」
「そう言ってくれると、私も励みになるね。時々、仲間外れにされるんじゃないかと不安になるんだ」
「最後の復興支援ソング「花は咲く」は、気持ち良かったですね」
「合唱団が男女に分かれて歌うのは目から鱗だった。この曲が男女の相聞歌だとは気が付かなかったな」
「客席からも歌声が上がっていましたね。演奏者と観客が一体になった感じがしました」
「私もギターを弾きながら歌ったよ。愛好会の定演の時には歌う余裕がなかったけど、今回は楽しく弾くことができた」
「フェスティバルはやる意味があるのかって議論がありましたが、こうした交流の機会は貴重ですね。これからも続けてほしいです」
「今回、私は事情があって打上げには参加できなかったけど、みんな積極的に参加して、交流を深めてほしいね」

漢字の読み方
相聞歌  そうもんか



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Posted by 静岡マンドリン愛好会 at 22:34│Comments(0)高橋長老の御教書
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